肩こりや腰痛は現代人に多い症状ですが、発症する原因は人それぞれ異なっています。
中には日頃の生活で行う動作が原因となっている場合もあります。一時的に行う動作であったとしても、それが積み重なることで痛みを引き起こすのです。
こちらでは、肩こりや腰痛を引き起こす日頃の動作をご紹介いたします。

長時間同じ姿勢で過ごしている

家事やガーデニングなどの中腰の姿勢、仕事でのパソコン作業や長距離の運転など、長時間同じ姿勢で過ごしていると、筋肉が緊張して疲労が蓄積されます。そ のため、同じ姿勢のまま長時間作業を続けている方の多くが身体的な疲労や症状を感じ、痛みに悩まされています。この生活が積み重なることで、慢性的な肩こ りや腰痛に悩まされる可能性が高くなりますので、空いた時間に身体をほぐすようにストレッチをする、整体院やカイロプラクティックを利用して、定期的に身 体の歪みを解消するのもおすすめです。

癖による負担

日常生活での動作や姿勢には、必ずその人特有の癖があります。姿勢の悪さは肩こりや腰痛の最大の原因ともいえ、日常で繰り返す悪い姿勢や動作の癖が負担と なって肩こりや腰痛を生み出しているのです。例えば、「座っている時によく足を組み、頬杖をつく」「左右どちらか一方に体重をかけて立つ」「あぐらをか く」など、知らず知らずの何気ない姿勢が首や肩、腰に負担をかけています。これらの癖は身体が自然と前のめりになってしまい、猫背にもなりやすいので、 日々蓄積されていく身体の負担になるような癖を見つけて改善していくことが大切です。

同じ部分だけを使用している

ゴルフ・野球のピッチャー、手荷物やバッグを利き手で持つ、長時間スマートフォン(スマホ)やタブレット端末を手で持って使用する、荷物の積み下ろしなど 繰り返しの動作が多いと、身体のバランスが次第に乱れてしまい、身体全体が歪む原因となります。身体全体が歪むと肩こりや腰痛以外にも、様々な症状を引き 起こす場合がありますので、同じ部分を使い続けるのは避けるように注意する必要があります。