腰痛に悩まされる方が多い現代では、定期的に病院へ腰痛治療のため通う方が増えつつあります。

中には経験したことがないという方も、少なからずいらっしゃいます。経験したことがないと言っても腰痛にならないとは限らないので、日頃から腰痛にならな いようにすることが大切です。痛みはないが重さを感じるのであれば注意する必要がありますので、こちらではストレスと腰痛の関係を紹介しています。

なぜストレスと関係があるのか?

「病は気から」というように、心に何らかのストレスを抱えていると、体に不調となって現れてしまいます。その時のモチベーションや心理状況によって、症状 が強く出たり弱くなったりすることは珍しくありません。私たちは普段、疲労や痛みが発生する時それを抑制するシステムが働いているので、僅かな痛み・疲労 を感じることがなく、辛い痛みや疲労も耐えられる程度に抑えられています。

しかし、不安や精神的苦痛が長引くと、このシステムも上手く働かなくなり、普段は感じることのない痛みさえ強く感じてしまうのです。また、何でもない部分に違和感を覚えてしまうので、体が疲れている時は倦怠感や疲労が痛みに変わってしまいます。

このようなことから日常的に負担がかかる腰は、心因性腰痛症を引き起こしてしまうのです。

腰痛治療で病院へ検査のため訪れても、心因性腰痛症の原因は見つけにくく、腰痛治療以外の治療が必要となるケースもあるのです。

気持ちが落ち着ける環境を作る

自宅で料理を作っている時、パソコン作業を長時間行っている時に、腰が重いと感じるなど腰が重くなるタイミングが明確であれば、落ち着ける環境を作ること が大切です。腰が重いと感じるのは腰の筋肉がストレスによって緊張している状態となっているので、気持ちを落ち着かせることで筋肉の緊張を和らげることが できます。

落ち着ける環境は1人1人違いますが、在宅中は気分の落ち着く音楽を楽しむといった方法がおすすめです。仕事中であれば落ち着ける環境を作ることが難しくなりますので、休憩中や休日などを利用して落ち着ける環境を自分に与えるようにするといいです。